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しみ

一般的によく使われるシミには5種類あります。日光黒子(老人性色素斑)、雀卵斑(そばかす)、ADM(後天性真皮メラノサイトーシス)、肝斑、炎症後色素斑です。
これらの診断により、治療方法や治療経過がそれぞれ変わってきます。化粧を落とした状態で写真を撮り、診察時に説明させていただきます。混在している場合もあり、一人一人肌質が違うように治療経過も異なってきます。友人・知人から聞いていたのとは違うということがありますので、診察時に担当医に相談し納得理解した上で治療を行いましょう。

ホクロ

ほくろの正式名称は色素性母斑と言い、メラニン色素を作る細胞が変化した母斑細胞の塊です。基本的には良性腫瘍の一種で、治療の必要はありませんが、美容的に気になる場合は、手術などによって除去することかできます。

除去方法としては、局所麻酔をし、外科的手術で取り除くものがあります。他に、炭酸ガスレーザーと呼ばれるものでほくろを焼き、消していくという施術などがあります。この炭酸レーザーにピコレーザーを併用することで、黒い色素の部分を狙って除去することができ、周囲の正常組織への影響を抑制し、最小限の傷に抑えることもできます。

リスク、副作用等として以下のようなものがあります

  • 局所麻酔注射の際、注射部位に内出血が生じる場合があります。
  • レーザー治療部位の皮膚が上皮化する(傷が治る)までに5~14日かかります。範囲や部位によりその時間は異なりますので、診察時に医師にご確認ください。
  • 傷が治った後、炎症後色素沈着(黒ずみ)が約3~6ヶ月間、続く場合があります。
  • 傷が治った後に赤みが約1~3ヶ月間、続く場合があります。
  • 治療部位に陥凹性瘢痕ができる場合があります。
  • 患者様の体質によっては肥厚性瘢痕、ケロイドなどができる場合があります。
  • 症状によっては再発の可能性があります。